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最強ボルト銃決定戦
ボルト式散弾銃は命中精度が高いというイメージをお持ちの方が多いと思います。僕もその一人です。平筒、ハーフライフル、12番、20番と口径と種類も様々。
そんなボルト銃ばかり集めて射撃会をしたらレベルの高い射撃会になりそうじゃない?というか、ボルト銃だらけの銃架とかみたくない?
というノリで始まった企画が3月末に開催されました。
当初はMSS-20オンリーの射撃会予定だった
やまくじさんたちとMSS-20だけで射撃会やったら面白そうだよね、尖ってるよね、なんて去年の年末くらいに話してたんです。猟期明けにでもやってみようかね〜なんて話に。でもMSS-20オンリーだと尖り過ぎて参加者が集まらないんじゃないかという不安も。
僕たちは面白そうと思ってるけど、周りはどうなんだろう。
ということでアンケートを採ってみました。
意外と皆さん興味を持っていただけたので、企画してみようということに。
募集を始めたところすぐにMSS-20オンリーでやれる最小催行人数には達したのですが、どうせなら間口を広げて大人数でやるほうが面白そう!ということでボルト式の散弾銃という縛りになりました。
最強ボルト銃決定戦の競技内容
最強ボルト銃決定戦の競技内容は以下の通りです。
1.座射(膝射)
2.伏射
3.立射
4.動的
スラッグで伏射とか……。なかなかやる機会ないと思います。僕も猟期前の射撃練習で数発撃ったことがあるくらいでした。
このあとに立射やったらフリンチング多発して混沌とした大会になるんじゃないか?という運営側の少し意地悪な狙いがありました(笑)
やる種目は決まったので、レギュレーションを決めていきます。
今まで参加した射撃会や練習会を思い出し、相談しながら作成していきました。
ある程度できたところで、大先輩のジャガおさんに確認して貰ってダメ出ししてもらったのですが、抜けがないように作ったつもりでもボロボロと出てくるものですねー。ちょっと胃が痛くなりました(笑)
レギュレーションも決まり大会の案内も送付して、賞品の買い出し、みんなで摘まむ、飲み物とお菓子の買い出しなんかが終わったのが前日の午後。
準備万端のつもりでしたが、いやはや甘かった……。
当日、ちょいと忘れ物をしてしまいまして、僕が着いた頃には駐車場に数台並んでいました。ち、遅刻はしてないのですが何というプレッシャー(笑)
ついて早々、資材や賞品の搬入を行いとりあえずご挨拶……は、やまくじさんにぶん投げ。
次いでルール説明をしたのですが、想定になかった質問を受けてしどろもどろの運営陣。
この時点で本当にやり遂げられるか甚だ疑問だったのですが、皆さんに協力してもらいつつ、なんとか射撃開始。
射撃会の風景
座射
伏射
立射
動的
4射群5的、計19名(前日キャンセル1名)の参加者でした。
あっという間の6時間でしたが、なんだかずっとドタバタしっぱなしでした。
人数と競技内容に対してスタッフの数も少ないし、打ち合わせも不足してました……。わかってるようでやってみないと見えてこない点も多々ありますね。
皆さんのご協力のおかけで、予定より早めに終わることができたのでしっかりと表彰式もできました。
参加者全員になにかしら賞品が行くように工夫してみました。上位入賞者から順番に好きな賞品を取っていくスタイルです。
ちなみに優勝は……、運営陣の一人Yama-Scoutでした。ちゃっかり2位の僕と40点差という、ダントツっぷり。
この男、やるときはやります。
また、2位〜4位も一点差という接戦でした。熱い戦いでした。
その後はみんなで集まって記念撮影タイム。
MSS-20だけでもパシャリ。合計11人のMSS-20使いが集まりました。
念願のボルト銃だけの銃架もパシャリ。
そして、最後に北海道へ移住するやまくじさんへの餞別ということで、僕とYama-Scoutとおのさんから低温調理器の「ANOVA」をサプライズでプレゼントしました。
美味しい鹿肉料理に活かして下さい!(で、レシピを教えて下さい。)
射撃会を終えてみて
僕達の呼びかけで、これだけ沢山の人に集まっていただけて本当にありがたいです。みなさん、楽しんでいただけたでしょうか。
わざわざこの射撃会のために、福井県から飛行機で来られた方がいました。
また、新銃のMSS-20を所持した後、ロシアン弾頭のハンドロードを始め、チョーク銃身のMSS-20を追加した猛者の方も。
せっかくの機会、もっと皆さんと色々お話したかったですが、自分の心にも時間にも充分な余裕がなかったのが残念です。
次回は、全員で一緒にお昼休憩がとれるようにしたいですね。
それにしても、ブログにいざ書こうと思ったら自分の撮った写真の少ないこと。射場長やりながら写真を撮る難しさがよくわかりました(笑)
大成功、というにはちょっと遠いかもしれませんが、良い射撃会でした。
皆様のご協力あってやり遂げられた大会だと思います。ありがとうございました。
今後も積極的に大会への参加や企画をやっていこうと思いますので、よろしくお願いします!