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ずっと気になってた、”GRS Riflestock”
ついにMSS-20のストックを「GRS Riflestock」に交換しちゃいました!
いやー、決断するまで時間のかかったこと。
それもそのはず、僕のMSS-20は7万円で譲っていただきました。
それに対して、「GRS Riflestock」は¥132,000……。
ほぼ2丁ぶんですよ!
でも、あの独特のグリップ形状とワンタッチで調整できるチークピースとバットプレートはとても魅力的でした。
何よりカッコいい……!
そう、カッコいいんですよ。カッコいいは正義!
今回はそんな悩みに悩んだ「GRS Riflestock」購入のきっかけから、初撃ちまでをまとめてみました。
きっかけは猟友、タローさん
「GRS Riflestock」を知るきっかけになったのは猟友のタローさん。
このお方はサクッと高額商品を人柱してくださる、貴重な人材です。
僕のような平凡サラリーマンとは違うんですよ!
そんなタローさんがストックを交換したときに、GRSのカタログを僕にくれました。
「ほらよ」と投げつけられたカタログを、悔し涙とともに家に持ち帰る僕。
そしてショーウインドウのトランペットに憧れる少年のごとく、毎日カタログを眺めました。ボロボロになるまで何度も何度も……。
2週間でボロボロになったので捨てました。そして忘れることにします。
だって高いんだもん。
というわけで、僕はMSS-20のストックにいろいろと手を加えて溜飲を下げることに。「GRS Riflestock」に交換しようか悩んだもともとのきっかけは、ストックの長さが身体に合ってなかったことなので、そこから手をつけます。
銃砲店でスペーサーなんかの加工をしてもらい、ウレタンを剥がしてオイル仕上げに。お化粧直しに成功してこれはこれで気に入っていたのですが……。
僕のMSS-20のストックは前々オーナーがかなり手を加えてて、写真では写ってないですが肉抜きとかもしてあります。前々オーナーこだわりの逸品だったのだと思うのですが、少々仕事が雑。
けっこうガタがきてました。
猟期中もごまかしながらも使ってたのですが、果たして来年ももつか……?というとビミョーな気配。しっかり射撃もしたいし、本気でストック交換について考えだしました。
何ごとも勢いは大事
「GRS Riflestock」の購入を再び考え初めてから、GRSのサイトを見ながらもんもんとする日々。どっちのタイプにしよう、カラーはどうしようとか。
ある程度決まったところで、とりあえず相談してみようとGRSのディーラーである「三進小銃器製作所」さんへ電話してみました。
聞いてみたところ、「GRS Hunter」の「Brown」の在庫が一つあるとのこと。これ僕の欲しいヤツ!
欲しいタイプ、欲しいカラーの在庫がドンピシャであるとか……。
買うしかないでしょう……。
猟期明けに取り付けてもらうつもりで、そのまま取り置きしてもらいました。
勢いは大事です。
当県は狩猟でライフルは使えないのでMSS-20は長い付き合いになるのです。僕が千葉に住む限り、使いつづけるでしょう。
そう考えると、あと20年くらいは多分使うでしょう?
¥132000を20年で割ると6600円ですよ。
6600円を365日で割ると約18円……。
1日あたり18円ですよ。そう!こんなの実質タダですよ!
そんな感じで自分を納得させて、猟期が終わるまで過ごしました。
猟期が終わるのが楽しみだったのは初めてです。
アポなしで当日交換してもらう
無事何事もなく猟期も終わり、いつ三進さんに行こうかと迷っていたら、急に休みができました。
電話確認のために開店まで待っていると遅い出発になるし、ダメ元で東京・立川市へ向かいました。
突然の依頼にもかかわらず、快く対応していただき感謝です。
ボルトを挿入するときにほんの少し、チークピースに干渉するので数ミリ削ってもらいましたが、A-BOLT用のストックにほぼボルトオンでした。
無事ストック交換完了。
生まれ変わった僕のMSS-20、どうでしょう……?
うーん、カッコイイ……!!
グリップのこのオフセット具合とくびれがたまらんです。
チークピースは約23mm、バットプレートは約33mmほど調整幅があります。
先台は幅が約5.5㎝のストレート形状。先細っていく純正ストックと比べると先端部分でほぼ倍の差があるので、違和感を覚えるとしたらこのあたりでしょうか。すぐ慣れましたが。
パッドはリムセーバー。オプションで厚みが変えられるそうです。
重量は約1430gです。以前のストックが約1250gなので180g程重たくなりましたが気になりません。むしろ重量バランスが良くなったのか安定感も増した気がします。コレは早く撃ってみたい……。
そして初撃ち
いつもならすぐにでも撃ちに行くのですが、いろいろと忙しくてなかなか撃ちにいけませんでした。
ようやく一段落したところで、いつもの弾を作って射撃場へ。
この弾の精度はお墨付き。当たらなければ自分の腕が悪いだけ。で、射撃場に自前のレストを持って行ったら、なにかおかしい。
猟期中もレストを車に積んでいたのですが、振動でネジが緩んで部品が行方不明になってました……。
まぁ何とかなるだろうと、そのまま誤魔化しながら撃っていたのですが、どうもいつものようにまとまらない。そのまま10発撃ちきってゼロイン終了。
ちょいと不安は残るものの、いろいろな姿勢で撃ってみました。
座射
伏射
立射
撃ってみたらそんなに悪くない結果に。
立射は感じたとおり、安定感が増しました。引き金もまっすぐ後ろに引けている気がします。
真ん中に当たらないのはいつものこと……(笑)
立射でこの点数は前のストックでもなかなかだせなかったので、初撃ちとして考えたら上出来だと思います。
点数はお金で買えるってホントだった……!
ついでに告知:最強のボルト式スラッグガン決定戦
そうそう、今回なぜ伏射をしているかというと「ボルト銃だけの射撃会」をやまくじさんと企画したのでその練習です。
当初は「MSS-20」だけの射撃会を企画してたのですが、参加者が集まらなかったどうしようと日和ってしまいました……(笑)
現在MSS-20が10名、A-BOLTが4名、ターハント12GAが2名、サベージ212・220が1名ずつ、モスバーグが1名の計19名が参加予定です。
これだけボルト式の銃が集まるのも珍しいと思います。
「ボルト式最強のスラッグガン決定戦」なんてうたってますが、和気あいあいとした練習会のつもりで参加していただけたらと思います(笑)
定員まであと1名ですが、応募者次第では射群を増やすかもしれません。
興味のある方はTwitterからDM下さい。
さて、念願のGRSに交換できたのは良かったと思っているのですが、
当たらない言い訳がホントになくなってきました……。
ちゃんと使いこなせるようにしっかり練習していきます!