【閲覧注意】待ってくれたシカ

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2019年1月28日(木)

出猟時間11:00〜15:30
天候晴れ
最低気温/最高気温-3.5℃/12.7℃
最多風向/平均風速
西南西 2.9m/s
使用銃MSS-20

あと一頭シカが獲りたい

前回獲れたイノシシをきっかけに冷凍庫を再度整理整頓。冷凍庫の底より発掘された古いお肉を処分したりしていると、結構な隙間が出来ました。これ、頑張ればシカ1頭とこの前のイノシシよりちょっと小さいくらいなら、まだ入りそう!

最近シシ肉と鹿肉の合い挽き肉でハンバーグを作ったのですが、これが美味しかったのでもう少し鹿肉はストックしておきたいところ。

というわけで今期最後のシカを獲るつもりで出猟しました。

いつもと逆回りで巡回してみた

猟期前半に通っていた猟場でシカをあまり見なくなり、猟期中も少しずつ猟場の開拓をしていました。
最近お気に入りの猟場は出会う数は少ないものの、必ずシカには出会います。
おまけにイノシシの寝屋もあり、何度か遭遇しているのであわよくばイノシシも、という感じ。

ただ、いつもシカに鳴かれる場所があります。落ちている木の枝なんかで音が出やすく、地形的にも攻めにくい。

4回通ってやっとこさ歩くルートも決まり、猟場の地形を把握出来てきたので逆回りで巡回してみることにしました。

谷を下って、滝壺に突き当たったところで尾根に上がっていたのですが、それの逆回りです。

滝壺。低く見えますが、5mくらいあります。

シカの意表を突いた……?

結果的には逆回りの方がアプローチとしては正解だったようです。

いつもシカに鳴かれていた場所付近、いつもは下る斜面を今回は上りました。斜面から頭が出る……、そのくらいのタイミングでシカの鳴き声。やたら近いと思ったら目の前にいました。ビックリしながらも銃を構えたら、バランスを崩して斜面を転がる始末……。

「やらかしてしまった!」

急いで斜面を駆け上り、銃に弾を装填。シカの姿を探すと、少し移動したものの目の前で棒立ちしてました。待っててくれた……?
とは言うものの、頭を狙う余裕もなく……。バイタルを狙って一発。12m。

跳ねるような動作をして再び走り出すシカ。あっという間に崖を登って行きますが、途中で力尽きて転がり落ちてきました。

ちょうど洞窟の入り口のようになってる崖を転がってきました。

そして解体

いつものように解体セットを取りに車まで戻ります。逆回りだと見えてくる、最短のルート。安全かつ、歩きやすいルートが見つかりました。

今回は獲った場所が悪く、沢まで少し距離がありました。沢の水で冷やすのは諦めて、その場で解体。

だんだんと雑になる解体セット……。

弾は心臓を撃ち抜いてましたが、あれだけの崖を上るのかと驚きです。下りだとかなりの距離を走られたのではないかと思います。

シカを獲ると決めて、すんなり獲れることが滅多にないので順調にいって満足でした。結果的にこの猟で大物への猟欲は満たされました。

延長の無い地域は今日で終猟ですが、最後まで安全に楽しみましょう!