最近は狩猟やアウトドアにばかり興味がいってる僕ですが、数年前までデジタルガジェット好きで目新しい物が出ると、あーでもないこーでもないと言いながら散財ばかりしてました。
デジタルカメラもその中の一つで、コンデジからデジイチ、もっと気軽にとミラーレスを買ってみたり。かと思えばデジイチ買い足したり。
狩猟を始めてからは、そっちに資金を吸い取られてるので、なるべく見ないようにしていたのですが…。
Contents
360°カメラが気になる!
出た当初は自分の中で色物扱いだったのですが、今年になって面白いと思うようになってきました。
しかも今秋は主要メーカーの新機種が発売されました。否応なしに物欲が刺激されます。
「山梨での狩猟キャンプで面白い絵が撮れるかも…。」
「登山だとかBBQでも活躍しそうだし、試しに買ってみようか…。」
「でもあんまり使わなそうだし…。値段もそこそこするし…。」
と、ギリギリのところで物欲と戦っていたのですが、フォロワーさんの360°画像を見る機会がありまして。
「あ、これ買うしかないわ」
と一気に購入の方向へ傾いてしまいました。正確にはこの時まだ購入は決めてないんですけど。
スペックの比較しだしたら、もうお仕舞いです。買ったも同然です…。しかも廉価機種で比較してたのに気が付いたらハイエンドモデルで比較しちゃったり。
色々悩んで、最終候補は以下の2機種。
RICHO THETA V
Insta360 ONE
両者のスペック比較で参考にさせていただいたブログはこちらです。
- 【360度カメラ】「RICOH THETA V」「Insta360 ONE」どっち買う!?スペック比較
- 360度カメラ「RICOH THETA V」と「Insta360 ONE」のスペック比較
- 最新360度カメラ Insta360 ONE vs RICOH THETA V どっちが魅力的?(LIFE in 360):訂正あり
結論から言うと僕は「Insta360 ONE」の方を選んだのですが、理由は以下の通り。
「Insta360 ONE」を選んだ理由
- メモリーカードに保存ができる
- バレットタイム撮影が出来る
- 6軸スタビライザー内臓
- 防水ハウジングケースに期待
メモリーカードに保存ができる
「THETA V」は内臓メモリー19GB。「Insta360 ONE」は128GBまでのmicroSDカードに対応。買うまで360°カメラで動画なんてあんまり撮らないだろうと思ったのですが、これがなかなか面白い。動画の使用頻度を考えると、僕の場合「THETA V」だとすぐ容量がいっぱいになってたでしょう。静止画ばかり撮るなら、容量で考えるとどっちでもいいのかなと思います。
バレットタイム撮影ができる
この機能は面白そうですごく期待してたんですが、使ってみたらすぐ飽きてしまいました…。でも、副産物的に120fpsのスロー撮影ができるんですね。こっちのほうがメインな使い方になりそうです。射場で動的撃ってる動画とか撮ってみたら面白そうだなと思いました。
6軸スタビライザー内臓
この機能の恩恵がどれだけあるのかわからなかったのですが、山を歩いた動画を撮ってみたらブレが少ないのがわかりました。背負ったバックパックに固定して撮影したのですが、動画を観ても「酔わなかった」んです。僕は酔いやすいタイプだと思うんでこれはありがたかった。見続けると酔っちゃいますけど…。
防水ハウジングに期待
アウトドアで使うなら、防水ハウジングケースは欲しい…。「THETA V」は防水ハウジングケースが出てますが、お値段¥22,000程します。これ一つ買うのに廉価版の360°カメラ買えちゃうんですよね…。「Insta360 ONE」も防水ハウジングケースは出るようですが、発売日も価格も未定。「Insta360 ONE」のほうが、「THETA V」より価格が安いですし、ハウジングケースも安いんじゃないかと淡い期待を寄せてみました。
Insta360 ONEで撮影してみた
Insta360 ONEの静止画
実際に撮影してみました。家の中でパシャパシャ撮ってみたりしたんですが、野郎一人暮らしのやさぐれた生活感が出てしまい、とてもじゃないけど上げられなかったので、猟場探しに出かけたときの写真です。
カメラを持つ手がまるで時空が歪んでるかのように見えますが、これはこのブログのプラグイン処理によるものです。オリジナルはマシな処理。
こちらは昼食の写真。記念撮影なんかでも見切れを気にしなくて良いです。思惑通り、BBQなんかで活躍しそうですね。
Insta360 ONEの動画
動画も撮影してみました。当たり前ですが、動画でもグルグル回せます。自撮り棒をバックパックの横に刺して撮影しているのですが、カメラ側で処理してくれたお陰で綺麗に消えてます。
動画の内容はただ山を登ってるだけですが…。
(スマホからはYouTubeアプリで視聴すると360°動画で再生できます)
でも撮影した本人からすると感動。撮影者本人が俯瞰で写ってるのが新鮮ですし、360°撮影されることで見直した時に状況を思い出しやすいです。
「Insta360 ONE」 に便利なグッズ
Lightning 延長ケーブル
「Insta360 ONE」はiPhoneに接続することで、色々なメリットがあります。ところが僕のiPhone8plusに接続しようとすると、ケースが邪魔して接続できません。
いちいちケースを外すのも面倒ですし、ケースを外している時に落とすという法則も発動しかねませんので、延長ケーブルで対策しました。
シリコンケースならともかく、LIFEPLOOFのようなガッチリしたケースだと外すのが本当に手間でしたが、これで解決しました。ケーブルが長いと鬱陶しいかと思って短めにしましたが、かえって使いにくいかもしれません。長めの物にすれば良かったとちょっと後悔。
三脚付き自撮り棒
「Insta360 ONE」のケース兼マウントが、僕は若干使いにくく感じたので自撮り棒を使っています。高さの調整が利いて俯瞰写真も撮りやすいですし、伸ばして振り回すことでバレットタイム撮影もできます。
また、三脚にもなりますので構図の幅が広がります。ちょっと三脚が邪魔で握りにくいですけど。
メガネケース
「Insta360 ONE」に付属しているケース兼マウントだけだと傷が付きそうだから、ちゃんとしたケースが欲しい。オプションで専用ケースがあればいいのですが、ない。
収まりの良さそうなケースを探してたんですが、メガネケースが専用のケースのようにぴったり合いました。レンズクロスと延長ケーブルも入れることができますし、自撮り棒に刺したまま保護できます。これもなかなか便利。
Insta360 ONEを使ってみて
「THETA V」より安いし、レビューを見ていると性能に不安はありましたが、思った以上に良い物だと思いました。HDR対応と謳っている割に未対応、アプリが使いにくいなどの不満はありますが…。
360°カメラはまだ発展途上なジャンルかもしれませんが、多分今買っても後悔しないのではないでしょうか。しないだろう。しないはずです。オススメです。
僕にとって一つ問題があるとすれば…、狩猟用品の予算枠で買ったのに、狩猟に合った使い方が見つからないことです。
タツでの暇潰しがてら、頭上でブンブン振り回しながら模索してみようと思います。