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2018年11月21日(水)単独猟3回目
出猟時間 | 11:45〜15:40 |
天候 | 晴れ |
最低気温/最高気温 | 2.1℃/18.6℃ |
最多風向/平均風速 | 東 0.7m/s |
使用銃 | MSS-20 |
筋トレからの遅めの出猟
猟期に入りましたが、無理ない程度に筋トレは続けています。筋トレ終わってからゆっくり出猟。
前回の出猟でイノシシ獲れたので、今回はシカ狙いで出猟です。でも自信なかったんですよ…。前猟期、シカを散々追いかけ回してようやく獲れたのが12/30。
自分なりに色々工夫してやってみましたが、どうしても植生という壁を越えることが出来なかったように思います。獲物にはそこそこ近寄れるのだけど、姿が見えないうちに飛ばれてしまっていました。
やっとの思いで獲れた一頭は、灌木の葉も落ちて見通しが効くようになった頃です。いっそのことそのくらいの時期まで待つ方がいいかも?とも思ったのですが、そんなに諦めの良い性格ではないです。今期も試行錯誤しながらチャンスを作りたいところです。
ということで今回も前回と同じ猟場へ。鹿場と呼んでる猟場です。いつもと同じ巡回コースですが、より丁寧に双眼鏡で獲物を探しながら歩いてみました。
注意深く、慎重に前方を観察しながら進むんですが、やっぱり難しい…。こちらが双眼鏡で姿を捉える前に鳴かれて飛ばれてしまいます。
それでもなんとか1度だけ雄鹿に矢をかけるチャンスがあったのですが、外してしまいました。ひょっとすると今期は100発100中!?なんて夢も見ましたが、やっぱり夢でした。儚い。
前回イノシシを獲った場所に到着したので、来ないだろうなとは思いつつも少し期待しながら2時間ほど待ちぼうけ。気配すらありませんでした。
帰り道、もうシカと出会うこともないだろうと、いつものルートを少し外れて歩いてみたのですが、これが思ったより良さそうです。普段歩いていたルートよりまだチャンスが生まれそうな予感。傾斜がちょっとキツいのが難点ですが…。
そんな感じで新たな発見をしつつ、普段行かない方の枝尾根を降りてみたりと散歩を楽しみました。猟場入り口付近に戻ったところで日没まで1時間ちょっと。
そういえば去年は目の前の原っぱで子鹿がピーピー鳴いてたな、もしかしていないかな?なんて思いながら、高台から双眼鏡で探してみますが見つかるわけもなく。もう時間も無いし、ここを暫く監視して終わりにしようと腰を下ろしました。
油断は禁物
猟場に入ってから水分を摂ってないことを思い出したので、ポーチからお茶を取り出し、ついでに行動食代わりの羊羹を静かに頬張りました。
時折吹く秋風がそろそろ冬の訪れを告げているように感じて、次からは温かい飲み物も持って来ようとか、肉まん食べたいとか考えていたら、カサカサと近くで草の揺れる音。
「どうも風じゃない」と、慌てて残りの羊羹を頬張りつつ銃を手に取り、ゆっくり弾を装填。直後、ピー!っと鳴く鹿の声。すごく近い。
左側の足下の茂みで子鹿が顔を出したのを見つけ、直ぐさま銃を向けスコープを覗くと、頭によぎる一つの疑問が。
キョン??
キョン(羌、英名:Reeves’s muntjac、学名:Muntiacus reevesi、中国名:小麂、山羌、黃麂)はシカ科ホエジカ属に分類されるシカの一種である。環境省指定特定外来生物。
日本では動物園などで飼育されていた個体が逃げ出し野生化した。2005年には外来生物法により特定外来生物に指定されたため、許可なく日本国内に持ち込んだり国内で飼育したりすることは禁止されている[7]。千葉県と伊豆大島の両地域では、キョンによるイネ、トマト、カキ、ミカン、スイカなどの農作物被害が発生している[8]。自然植生の食害も懸念され、ニホンジカが嫌って食べないアリドオシを採食する[8]。さらに、庭にまで侵入して樹木や花を食べ漁ったりする[9]。
千葉県では勝浦市にあった観光施設「行川アイランド」から逃げ出したとされ、1980年代から房総半島で野生化した個体が目撃されるようになる。気候が温暖で餌となる下草に恵まれていることもあり、個体数は年を追うごとに増えていった[10]。そこで同県は2000年に「県イノシシ・キョン管理対策基本指針」をまとめ、防除計画の策定を進めるなど駆除に取り組んだ[11]。ところがその後も個体数は増え続け2007年度の調査では3,400頭と推計された。同県は2008年度にも防除計画を策定しているが駆除が進まず、2012年度に計画の練り直しを迫られている。さらに2014年度末までの調査では推定個体数が47,000頭まで激増したため、同県は2015年度から各自治体に捕獲費の半額を上限に補助する対策強化に乗り出した。2014年度の捕獲数は約2,200頭にとどまっている。なお、鳥獣保護法ではキョンは狩猟鳥獣に指定されていないため、2015年現在では罠を使った捕獲が中心となっている[10]。
千葉県は野生のキョンにGPS発信機を取り付けて行動を把握し、駆除を効率化させることを計画している[12]。引用元:「”キョン”」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最終更新 2018年4月19日 (木) 13:31
URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%83%B3千葉で増えてる厄介なヤツ、キョン。狩猟鳥獣でないので、獲ったらダメなヤツです。子鹿くらいの大きさだと一瞬悩んでしまいます。
「お尻は…白い。身体にもうっすら鹿の子模様。顔も…鹿だ、間違い無い。」
ピー!っと鳴いて出てきてもここまで悩まされました。
よし、と引き金を引こうとした瞬間真横に走り出す子鹿。この動き、正にランニングターゲット…!
「これ、進○ゼミでやったヤツだ!」状態。
ネックに狙いを定めて引き金を引いたら即倒。距離は10メートル前後。
GoProで撮影を試みようとしているのですが、獲物が突然現れてばかりでいつも録画の開始をする間もなく撃ってしまいます…。
発砲直後、またピー!っとシカの鳴き声。親が近くにいたようです。慌てて銃を構え直しましたが、姿は見えません。そのままピー、ピーと鳴きながら遠くへ離れていきましたが、なかなか鳴き止みませんでした。
ほぼ諦めてた時に獲れた、ありがたい一頭。腹出し、冷却まで2時間かかりませんでした。美味しいお肉になってくれると思います。
羊羹を食べてたあの時、独り言とか放屁でもしてたらシカに気付かれてたでしょう。油断しなくて良かったという猟果でした。
何があるかわかりませんね。だから狩猟は面白い。