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R6年度の猟期、まずは広島の話
僕は以前から自分の忍び猟を何とか言語化して伝えてみたいと考えてましたが、この度の猟期を終えてやっとできそうな気がしてきました。
経験や勘だと言ってしまえばそれまでなんですが、自分の中でなんとか整理したいと、ここ数年取り組んできました。
点在してた持論が、今猟期を終えて線で結ばれてきたように思います。それほど学びが多いものでした。
そんな今猟期を語るには広島での猟から書き始める必要があります。
Browning BLRとの出会い
昨年度の猟期も明けて間もない頃、友人に付いてガンショップ栄興さんへ行った際に、「カカシさん、あれどうですか?」と友人がショーケースを指を差して言いました。
その先にあったのはレバーアクションの『Browning BLR LTW81 ステンレステイクダウン』。
この頃はまだ全然ライフルを購入する予定もなく、射撃用途で所持していたレミントンM700を狩猟用途に書き換えてとりあえず使おうかなと考えていた程度でした。
ただ、410番のM9410を所持していたときに、漠然と「いずれ狩猟用のライフルはレバーアクションにしようかな?」とは思っていました。
「いやいや、今日は何も買う予定ないですから」などと言いながらもマジマジとBLRを見ると、自分の理想が詰まっている銃だと直感的に感じました。しかも欲しいと思っていた.308口径。
数分後にはコンビニのATMでお金をおろし、前金を払っていました。

BLRの何がそんなに気に入ったのか
語弊があるかもしれませんが、僕はライフルにそんなに精度を求めていないのです。僕の狩猟スタイルだと200m以上の距離で撃つこと滅多にないでしょう。
北海道でやるような長距離射撃も面白そうではありますが、そのために狩猟用のライフルを所持するとなると持て余してしまいそうです。
僕にとって狩猟用ライフルは10年間銃の所持を続けたというトロフィーのような位置づけのなのかもしれません。
千葉県ではライフルは使えず、所持すれば必ず他県で狩猟登録する必要があります。
メインが千葉の猟場なので、散弾銃と相対的に見て使用頻度は少ないでしょう。明確なプランがないと、ただの負担になりかねないのが千葉のライフル所持事情だと思います。
それでもBLRには、この銃で忍び猟がしたい!と思わせる魅力がありました。
一番は確実な安全装置。ハンマーを前方に折り倒すことで、物理的に雷管を叩くことがない構造に感心しました。装填・脱砲を繰り返す忍び猟において、安全装置を使うことは多くはありませんが、不本意な発射が起きないであろう構造は安心できます。
次にテイクダウン。分割すればバッグパックに収納することも可能です。様々な状況におかれる忍び猟では運搬方法の選択肢が増えるのは助かります。分解保管の観点からしても、一動作ですばやく分割できる点も便利です。精度の面で不利にはなりそうではありますが、前述したとおり、僕の狩猟スタイルなら気にならないと思います。

そしてその取り回しの良さです。バランスも良い。猟場を歩いてみて初めてわかりましたが、これほど軽快に行動できるとは思いもしませんでした。例えば、少し工夫すれば双眼鏡を覗くときに脇で挟んで保持できてしまいます。
細かいことですが、こういった一つの動作のストレスが減ることは、集中力の維持に活きてくると思います。
そして浪漫。レバーアクションには漢の浪漫が詰まっています。レバーガチャガチャは紳士の嗜み。
ステンレスバレルについては、この点はまぁ別に……なんかカッコいいよね。ステンレス。程度の認識でしたが、後々ステンレスバレルで良かった!と改めて思い直すことになりました。
出会ったのが誕生日前でしたので、所持するまでなんだかんだで半年ほど掛かりました。所持したからにはやはり狩猟登録しなければ。
正直なところ、「今期は焦らず来期まで待とうかな?」という気持ちもあったのですが、新しい銃を持ったら使ってみたくなるのは必然。
どこの県でライフル猟をするか迷いましたが、ちょうど地元の後輩が今期から本格的に大物猟を始めたので、帰省も兼ねて生まれ故郷の広島でやることに決めました。
久しぶりに先輩風を吹かしてやろうと思ったとか思わなかったとか、というのもあります。
広島での忍び猟
二人の後輩
大物猟を始めた地元の後輩は二人います。僕から見て二人は真逆の性格をしているような気がするのですが、昔から仲が良いのです。
一人は研究熱心で慎重、石橋を叩いて歩くタイプ。もう一人はおおらかな性格で、多少のことは気にしない。我が道を行くタイプ。人の話をあまり聞かない。でも昔から頼りになる奴です。
研究熱心なほうをF君、おおらかなほうをM君と呼ぶことにします。
地元広島とはいえど猟場に心当たりがあるわけもなく、漠然と保護区の近くにある山へ行ってみようかなと考えている程度でした。理由は昔そこでシカを見たからという単純なことです。
帰省する数日前から広島の地形図とにらめっこしながら、ここから入ってこっちへ上がって……なんて考えていましたが、いざ猟場の下見にM君と下見に行ってみると工事で車両を入れることができません。想定してたエントリーポイントまで歩いて入るにも遠すぎます。やれ参ったな、と思っていたところ、F君が通う猟場を案内してもらうことに。
F君に感心したのは、大物猟をやる!と決めたときから、オフシーズンの猟場をこまめに偵察していた点です。一緒に猟場を歩いていて、猟期始めからの情報量にしては多いので不思議に思ったのですが、そういう努力の元でした。
今回の猟の予定は3日間だったので初日にシカをサクッと獲って、あとは後輩達に教えてあげられることを叩きこもうというつもりでいたのですが……。
失敗ばかりの広島での忍び猟でしたが、ここから忍び猟の考え方がまとまっていきました。ちょっと長いですが一読していていただければと思います。
広島で忍び猟の初日
初日。Mくんはいきなり風邪をひいてしまったので自宅療養。F君と尾根伝いにひたすら山を登る。
千葉の猟場は高くても300Mくらいのところばかりなので、久しぶりに600Mを超える山に登ることになった。
ある程度ザックリと猟場を把握して、後輩へのアドバイスに繋がれば……と思っていたのだが、間抜けなことに飲み水を忘れる。
なんとかなると高を括っていたが、中腹あたりでとうとう耐え切れなくなりF君から分けてもらう始末。
人から奪う水はとても美味しい。
F君が消費量と今後の行程で必要な量から折り返し地点を選定したのでそれに従う。
千葉の山と比べて、杉林が整備されているのが印象的だった。僕が行く猟場にある杉林は荒れてる方が多く、台風で倒れた杉がそのまま放置状態で歩くのも億劫だ。
八分目ほどの近雪が少し残る杉林でシカを見つけるも、外してしまい初弾入魂とはならず。
ちょうどF君が指定した折り返し付近だったので、下山して初日は終了。
千葉であれだけ鬱陶しいと思っていたキョンの存在が、無ければ無いで静かすぎ、ちょっと寂しい気がしてしまった。
図太いイノシシ
二日目も同じ経路で山頂を目指す。病み上がりのM君も参戦。気になる道を見つけたので、途中で僕と後輩達の二手に分かれる。再び合流するまでにシカを二度見かけたが、発砲には至らず。
そのうちの一頭はオス鹿で、足元数メートル先から飛び出したが、「ここにはいないだろう」という思い込みがもあり、全く対応ができなかった。
土砂崩れ跡が残る谷を巻くように歩いていると、イノシシが地面を掘り起こすような音が聞こえてきたのだが、茂みで全く見えず。
F君は膝が、M君は病み上がりで不調というこで途中で引き返し始めたので、一人大急ぎで昨日見れなかった山頂まで進む。が、どうも痕跡が少ない。上に行けば行くほど少なくなっていく。
雪がちらつく中、標高点に到達したので満足して(目的がすでに変わっていた)、杉林の斜面をまっすぐに降りて後輩達のもとへ向かう。
F君から話を聞くと、猟期始まってしばらくはシカをよく見かけたが、ここ最近は見ないというような話。どうやら2週間前に積雪したらしいので、それをきっかけに移動しているかもしれない。
確信はないけど上じゃないな、ということで回り道をしながらスタート地点の下の方へ。再び二手に分かれたあと、良さそうな広葉樹林を見つける。イノシシもいそうな雰囲気で、どこか千葉の猟場に似ている。
雑な忍び足で斜面を下る途中、オスジカが逃げ出したのに気付き、少し様子をみようと待ち伏せをしてみた。
20分ほどしてガサガサと足音が聞こえてきた。音のほうを見ると小振りなイノシシが少し上からこちらに向かってくる。目が合うと慌てて向きを変え、走り出したところを発砲したが当たらず。
大声で上の方にいる二人に向かって「そっちにイノシシ行ったぞー!」と叫ぶも、聞こえてなさそうなのでメッセージも送信。
外したのは悔しいが、この場所ならまだチャンスはありそう。
最初の待ち伏せ位置からさらに30mほど下ったあたりで腰を下ろして一服。少し間をあけて、右方向、10mもない場所から「ブフォッ!」という鳴き声とともに大きいメスイノシシが起き上がった。
こちらもびっくりして怯んだが、反対方向に走り出すイノシシを走って追いかける。スコープでその大きな尻を捉えるも、バイタルをチラリともさせることなく、一瞬で消え去ってしまった。
数分前にわずか数十m先でライフルを発砲し大声で叫んだにもかかわらず、イノシシが寝屋で横になっているなんて誰が思うだろう。こんな図太い神経をしたイノシシに出会ったことなんて一度もない。

悔しいというより笑いがこみ上げてきて、しばらく一人でニヤニヤとしてしまった。
これだから狩猟はおもしろい。
広島での最終日
最終日の3日目。日の出前に猟場へ入る。F君曰く、だいたい毎朝同じ時間に、だいたい同じ場所を通るシカがいるらしく、日の出前に侵入して待ち伏せしてみることに。僕自身は周囲が暗いうちから山に入ることはほとんどないので新鮮な試みだった。
M君は靴を忘れて家に取りに戻ったので、F君と二人で山を登る。
待ち伏せポイントまであと少し……というところでシカが鳴き始める。ただ、シカは走り去ることなく同じ場所で鳴き続けていた。鳴いた方向や距離から、視認されたわけではなさそう。
経験上、こういう場合はジッとしておけば警戒を解く場合が多いで、その旨をFくんに伝え、鳴き止んだタイミングでゆっくりと待ち伏せポイントに進む。
待ち伏せポイントの杉林に到着し、杉の木を足の支えにして斜面に座る。前日にFくんが大体通る場所を教えてくれいたので、その辺りが見渡せて、かつ、ライフルの射距離を活かせそうな場所を選定した。
30分ほど待った頃だろうか。突然近くで枯葉を踏む音が聞こえた。
近すぎる。どこから来る……?
周りを見回そうと顔を右に向けたら目の前にメス鹿がいた。
通ると見越していた出尾根をトラバースせず、尾根上を移動してきたようだ。警戒して経路を変えたのかもしれない。
完全に想定外で、スーッと銃を構えるも、構え終わる頃にはシカは走り去ってしまった。
「まさか上から現れるとは」と二人で笑う。もうすぐM君が上がってくる頃だろうし、気取ったシカがまた来るかもしれないとそのまま斜面を下り、ゆるやかな谷の中央で待ち伏せしてみることに。
それからまた30分ほど経った頃だろうか。谷の下からオス鹿がゆっくり上がってくるのが見えた。こちらには気付いていない。
今にも目の前で横になりそうな素振りを見せる。
よし、もらった!とハンマーを起こして引き金絞るようにを引くも、何事もなかったかのように走り出すオス鹿。
またしても外してしまった。
BLRに入魂したいがために焦っていたのだろう。猟期始めに千葉で50mでゼロインをとったのだが、スコープの取り付けが悪かったのか100mで15㎝ほど右下に着弾することはわかっていた。
射場で直す時間もなかったので、補正して撃てばいいだろうと考えていたが、チャンスを目の前にしてレティクルど真ん中で狙ってしまったようだ。真正面で頭を下げたところを狙ったので、そりゃ当たらんだろうなと反省。
その頃、M君は合流する途中でシカの群れを見つけたらしく、一人で追いかけていた。彼を止めるものは何もない。誰も止められない。自由の象徴だ。
その後はF君と地形図から気になる場所を二人でまわり、M君も合流して寒空の下待ち伏せしてみたが、日没間際にまたしても予想と反して上から現れた。少し登ると小尾根の稜線上で再度遭遇したが、バックストップがなく、その場で鳴き続けるシカを見送って終わった。
翌日は別行動の妻と娘が実家へ来る予定で、翌々日には千葉に戻るのでこの日で終わり。
──というはずだったが、諦めきれない。
朝一の1時間くらいなら行けるか……?と、もじもじしながらF君に相談。
「マジすか?」とちょっと引きつつも、「じゃぁ僕も行きます!」とFくんも付き合ってくれることに。
彼の原動力はいずれ自分も持つであろう、ライフルの威力が見たいという純粋な好奇心のようだった。
うん、できることなら僕も見たい。
「おかわり」
4日目。少し遅れながらも猟場に到着。昨日のオスジカを見かけた谷で再び待ち伏せる。
待ち伏せ中に何度か右手の尾根に気配を感じたが、降りてくる様子はない。
そのまま1時間があっという間に過ぎ時間切れ。尾根の上に絶対何かいたはずと、見に行ってみると付近に濃い獣道を発見。辿って行くと小さな谷からシカが6頭ほど飛び出してきた。
こんなところにいたのか。メインの尾根ばかり歩いていたので全然チェックできていなかった。
──悔しい。
おまけに帰りの経路を間違えてしまい、予定よりだいぶ大回りして帰るはめに。妻には朝一の猟に行くことも内緒にしていたので間に合わないのではないかと肝を冷やした。
翌日は雨予報。千葉に帰る日なので無茶は避けたい。
「今日が本当の最終日だね、4日間付き合ってくれてありがとう!」
とF君と別れて帰宅。
実家に来た妻と娘が宿泊先のホテルに戻ったのが18時頃。
再び湧き上がる悔しさ。このまま終わっていいのか。
──まだやれるんじゃないのか。
帰路につくまでの仮眠時間を逆算してみる。12時に帰宅してシャワー浴びて寝れば6時間くらい仮眠はとれそう。
雨予報だが、幸いにも僕のライフルはステンレスバレル。きっと大丈夫だろう。ステンレスだし。
雨で出猟するつもりなど毛頭なかったので、準備などあるはずもなく。居間で横になっていた父親に「ワークマンで防水ブーツと防寒テムレス買ってきて欲しい。あと合羽を貸して」と頼む。
腹を決めたので、F君に猟場を貸して欲しいと告げると、引きながらも同行しようとしてくれる。いい後輩を持ったなぁと思ったが、雨の中我儘に付き合わせるのも悪いし、お断りした。
広島で単独忍び猟、いつもの自分の猟がやりたい気持ちもあった。
本当の最終日
5日目。初めて広島の猟場に自分の車で入る。小回りが利かない自分の車では若干の不安はあったが、なんとか駐車場所までたどり着くことができた。
道中、猟場の麓付近にある畑で連日シカを見かけたが、一頭も見ることがなかった。雨が降ると獲物があまり動かないイメージはあるが、予報では9時に上がる。雨上がりで動き出した獲物を前日と同じ谷で待ち伏せるつもりでいた。
予報では1㎜だったはずなのだが、雨脚が思ったより強い。歩きながら地面の状況を確認するが、落ち葉や泥濘で当然ながら滑りやすい。勝手知ったる猟場でもない限り、無闇に歩き回るのは得策ではない。
僕は雨の日の猟が苦手だ。スコープや双眼鏡は水滴で見づらくなり、銃や装備の手入れに手間がかかる。雨音で回りの音は聞こえにくいしで、何度もチャンスを逃したので良い思い出がない。
雨の日にわざわざ出猟するほどの労力をかける気がしないのだ。
もし雨天で忍び猟をやるなら、普段の猟服の下にレインウェアを着ることをお勧めしたい。音も出にくく濡れたレインウェアの不快感も少ない。ただ、熱がこもるので発汗しやすく、普段より歩くペースに注意する必要はある。
待ち伏せ中は銃を水平にして保持し、なるべく水滴が付かないよう心掛けた。タオルもすぐ取り出せるように準備し、適宜レンズにつく水滴を拭える環境を整えておく。双眼鏡も必要最低限の使用に控え、それ以外はしっかりとカバーを掛ける。
雨の中2時間待った。
何も出なかった。
途中、尾根の上で滑るような音が聞こえたが、姿を見ることはなかった。
谷の下の方から冷たい風が吹いたと思うと、あっという間に霧に包まれた。50m先が見えるかどうか。時間は10時前、当初の予定時間も過ぎてしまった。後ろ髪を引かれる思いで下山を開始。
車まで戻ったところでまた悪い癖が出てくる。
(12時くらいまでなら大丈夫じゃないか?あるいは出発時間を遅らせるとか……。)
いつの間にか雨脚も弱まり、最後にちょっとだけ下の方も見ようと悪あがきをしてみる。
見晴らしの良い斜面に出て周囲を見回すが何もいない。目の前の杉林を見てダメなら戻ろうと進み始めたとき、視界の隅に黒い点が動いているのが見えた。
イノシシが3頭!
しかも、水たまりの周りを掘り返すのに夢中でこちらに気付く様子もない。
距離もちょうど撃ち下ろしで50mほど。一番大きいイノシシのバイタルゾーン目掛けて一発。スコープを通して即倒する姿が見えた。

とりあえずイノシシを獲ったことを二人に告げると、解体の練習に使いたいとのことで、F君が猟場に到着するのを一時間ほど待った。丸のまま引き出そうにも足元がズルズルと滑り、重くて上げられそうにもない。現地で腹出しをして頭を落としてようやく何とかなりそうな雰囲気。
二人がかりで車の場所まで引き上げたのは14時過ぎ。獲った喜びの余韻に浸るのもそこそこに、実家に戻り仮眠をとって、千葉へ向けて出発した。
車を運転しながら、当日までやるなんて我ながら本当に馬鹿だなー、と思いつつも疲労感が何か心地よかった。
今回の広島の猟で学んだこと
今回のイノシシは幸運以外の何物でもありません。だけど、千葉へ戻る車の中で、今までずっと考えていた忍び猟の真髄がちらりと見えたような気がしました。
自身のミスを赤裸々に語ってお前は何を言いたいんだと読んだ人は思うかもしれません。
10年もやってて何をやっているんだという声が聞こえてきそうで、書くのを躊躇いました。
ただ、この失敗ばかりの5日間から学んだことは多く、どうしても書きたいと思ったのです。
千葉でシカの狩猟が解禁されたとき、絶対に獲ってやると意気込んだのを思い出しました。僕の中にまだこんなに狩猟に対する情熱があったなんて、自分でも驚いています。
帰省期間中、付き合ってくれた後輩達には感謝しかありません。二人と行動を共にして、狩猟を始めた頃の気持ちを思い出すことができて、また新たな気持ちで挑めるようになりました。
「諦めの悪さ」という僕の特技も思い出すことができました。
そして、僕自身の忍び猟の考えがまとまったのも、二人に教えたいという気持ちがあったからこそできたことなのかと。
二人へのお礼のつもりで、今回の猟で伝えきれなかったことを今後のブログに書いていきたいところです。
忍び猟の獲物が獲れるかどうかを決める一番重要なファクターとは何か。
身も蓋もない話ですが、それは運です(キッパリ)。
少しづつになりますが、次回から忍び猟の考えを書いていきたいと思います。