出猟日記：2018年単独猟4回目

2018年11月27日（火）単独猟4回目

早朝から雨が降ってたもんで、鳥狙いで行くか四脚狙いで行くか迷ってたんですが、出猟する頃にはすっかり雨も上がってました。

念の為にザラ弾持って、キジを探しながら今期初のちょっと遠めの猟場へ。

道中全くキジの姿を見かけることもなく、1時間のドライブを楽しんで到着したここの猟場は、僕が通う猟場ではトップクラスの険しさ…。

犬無しグループ猟でY根さんとシカを獲った場所です。

ここの谷は行けば必ずシカが居る場所なのですが、なかなか姿を見ることができません。やっと見ることが出来たと思ったら、人が追いかけるにはキツい谷を猛ダッシュで逃げて行く厄介な場所。

Y根さんと猟をした時の経験から、以前とは逆のルートで進入。シカが居ると思われるポイントへ移動。こちらが発見する前にやはり飛ばれる。ここもまだ植生が濃くてなかなか視認できませんが、それでも子鹿が目の前を走って行くのを確認。

スコープで狙いはしたものの、「また子鹿か〜、う〜ん…」と一瞬悩んでしまっているうちに撃てず。親もこちらからは見えない場所を通って逃げたようで、ピーピーと鳴き合ってお互いの位置を確認しているようでした。

そのまま、静かにあたりを観察していると、なにやら忍び寄る気配…。

安定のキョンでした。

その後3時間程、小移動したりしつつも基本は待ちの姿勢で粘りましたが、出てくるのはキョン。コーヒー飲みながらお昼ご飯？の羊羹食べて場所移動。

羊羹、行動食にいいですよ。空挺でも演習の増加食で出てました。

安い、かさばらない、潰れない、高カロリー。匂いもほとんどしないんでオススメです。

帰り道、ちょっと気を抜いたら別ルートからシカがこちらへ向かって来ている最中だったようで数頭の群れが逃げる足音。帰るまでが猟です。油断禁物。

その後は最近お気に入りの鹿場へ。前回と同じ場所に腰を下ろし、残りのコーヒーを飲んで過ごしました。日没10分前頃に藪の中から「ブシュン！」というクシャミのような音が聞こえ、バリバリガサガサとイノシシが動く音が聞こえてワクワクしてたのですが、姿を見せることはありませんでした。

連続で獲れたので今期は調子良いと思ったのですが、やっぱり甘くないですね（笑）。それでも、獲れない時の経験も大事です。これがまた次の猟果に繋がると信じてやってます。

また空振りの日が続くでしょうが、諦めずに頑張ろうと思います。